在宅で働くには
双極性障害

【双極性障害Ⅱ型】軽躁状態でやらかしたこと4個

こんにちは。みずほ(@freedeikiteku)です。

今回は、私が軽躁状態だったときにやらかしたことを具体的に、4個紹介します。

この記事を読んで、

もしかして軽躁になってる?
こういう状態にはちょっと気をつけとくかな

と思ってくださると幸いです。

あくまで私個人の例です。

私にとっては軽躁でも、あなたの場合は軽躁ではないかもしれません。

逆に、あなたにとっては軽躁でも、私にとっては軽躁ではない場合もあります。

気になる出来事や行動があったら、絶対に主治医に相談してください。

軽躁に気付かなかった5年間

私は、双極性障害と診断されるまで5年かかりました。

初めて精神科を受診したときは「適応障害」と診断され、その後は「うつ病」と診断が変わりました。

抗うつ薬による治療を続けていたのですが、確かに「治った」と感じる期間があったのです。

当時の主治医
当時の主治医
最近調子よさそうだね。
みずほ
みずほ
はい!すごく楽になりました!

しかし、調子のいい状態は長く続かず、またうつ状態になってしまうのです。

みずほ
みずほ
先生…また調子が悪いんです…
当時の主治医
当時の主治医
そうか、まだ治りきってなかったみたいだね。

1か月おきに通院していたのが、2週間おきに通院になる。

そして調子がよくなり、また1か月おきの通院に戻る。

この繰り返しが5年続きました。

軽躁とは「明るく活動的」な状態

軽躁とは、簡単に言えば「明るく活動的な状態で、特に社会生活に支障はない状態」を指します。

軽躁の医学的な定義は以下の通りです。

軽躁病エピソード

A.気分が異常かつ持続的に高揚し、開放的または易怒的となる。加えて、異常にかつ持続的に亢進した活動または活力のある、普段とは異なる期間が、少なくとも4日間、ほぼ毎日、1日の大半において持続する。

B.気分が障害され、かつ活力および活動が亢進した期間中、以下の症状のうち3つ(またはそれ以上)(気分が易怒性のみの場合は4つ)が持続しており、普段の行動とは明らかに異なった変化を示しており、それらは有意の差をもつほどに示されている。

  1. 自尊心の肥大、または誇大。
  2. 睡眠欲求の減少(例:3時間眠っただけで十分な休息がとれたと感じる)。
  3. 普段より多弁であるか、しゃべり続けようとする切迫感。
  4. 観念奔逸、またはいくつもの考えがせめぎ合っているといった主観的な体験。
  5. 注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でないまたは関係のない外的刺激によって他に転じる)が報告される。または観察される。
  6. 目標指向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加。または精神運動焦燥。
  7. 困った結果になる可能性が高い活動に熱中すること(例:制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかげた事業への投資などに専念すること)。

双極性感情障害[躁うつ病]双極II型障害(こころの病気のはなし/専門編

明るくて活動的になるなら、いいことじゃないの?

…ですよね。

そう思ってたんです、私も。

しかし、その「明るくて活動的な」軽躁が終わったあと、ずーんと落ち込むうつ状態がやってくるのです。

あわせて読みたい
双極性障害のうつ状態の様子を記録しておきたいと思う体調下り坂です。 こんな時だからこそ、双極性障害Ⅱ型のリアルを皆さんに知っていただけるかと思い、ベッドの上から書いてます。 ...

そして、軽躁状態だったころの私は「本来の私」ではないのです。

軽躁状態でやらかしたこと4個

ここからは、私が実際に軽躁状態でやらかしたことを紹介します。

私が当てはまるのは、おそらく次の2つの軽躁エピソードです。

  • 目標指向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加。または精神運動焦燥。
  • 困った結果になる可能性が高い活動に熱中すること(例:制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかげた事業への投資などに専念すること)。

それでは、軽躁状態だったときの私を具体的に振り返ります。

やらかし1:婚活を始める

婚活始めました。

みずほ
みずほ
友人も結婚していってるし、そろそろ私も!
  • 目標指向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加

に当てはまるのではないかと思います。

まずは手当たり次第に恋活・婚活と名がつくアプリやサイトに登録しました。

割とたくさん「いいね!」(男性からのアプローチ)がきたもので、自分はモテるなんて錯覚に陥るんですよ。

そして、フラットな状態の私ならまずしない「初対面の男性とデート」なんてことを始めました。

ひどいときは土曜と日曜に別々の男性とデートしてましたね…

自分が怖い。

うまく行きかけた男性が1人いらっしゃったんですが、私がうつ状態になってフェイドアウト。

お相手の男性には本当に申し訳ないことをしました。

~あの時の自分に言いたい~

落ち着け。

私は恋愛やら結婚にまるで興味なしだったでしょうが。

病気になる前の自分を思い出して。

やらかし2:公認会計士になろうとする

やらかしたこと2つ目は、公認会計士になろうとしたことです。

みずほ
みずほ
私ならなれる!勉強得意だし!就職も決まる!

大学在学中に公認会計士の資格を取った友人がいまして、かなりの高収入だということを聞いたんですね。

そして、当時住んでた家から徒歩10分のところに公認会計士専門コースがある専門学校があったんです。

説明会に行った翌日にコース登録の手続きと振り込みをしました。

今考えるとあり得ないくらいの決断力。

  • 目標指向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加

に当てはまるのではないかと思います。

しかし、すぐうつ状態になって授業についていけなくなりました。

これで懲りればよかったのですが、うつ状態から回復したらまた新しいコースに登録しました。

回復じゃなくて、新しい軽躁の波がやってきただけなんですけどね…

そして、またしてもうつ状態になってカリキュラムから脱落。

これを3回ほど繰り返しました。

~あの時の自分に言いたい~

自信があったのはわかる。

何せペーパーテストで点取ることに関しては得意中の得意。

「ちゃんと授業を受けて課題をこなして過去問やって模試を受けて」れば合格できたかもしれない。

ただ、大学受験してたころの体力と集中力は衰え続けて今や見る影もない。

それに、資格取れたから就職できるとは限らない。

新卒の就活で嫌になるほど実感したのを思い出せ。

やらかし3:本を買いまくる

やらかしたこと3つ目は、本を買いまくったことです。

  • 困った結果になる可能性が高い活動に熱中すること(例:制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかげた事業への投資などに専念すること)。

特に「制御のきかない買いあさり」に当てはまりますね。

漫画本を大人買いし、「いつか読みたい」と思っていた本を手あたり次第注文しました。

最初はいいんです、夢中になって読んでました。

しかしうつ状態がやってくる。

結局積読本が増えただけでした。

1か月で漫画は100巻以上、小説50冊以上、実用書も20冊以上は買ったかな…

1か月で170冊強の本を買ったわけですが、引っ越しの際にほとんど売ってしまいました。

「なんとしても手元に置きたい!」という本は1割程度でしたね。

~あの時の自分に言いたい~

本好きなんだから、本を買いたくなるのはわかる。

でも、いくらなんでも1か月で170冊強は買い過ぎ。

1日6冊読んでようやく帳尻が合うよ。

お金も限られてるんだし、アマゾンで即ポチるのはやめよう。

3日くらい考えて、それでもほしかったら買おう。

やらかし4:美容に目覚める

最後にやらかしたことは、美容に目覚めたことです。

私も周囲も、「いいこと」だと考えていました。

おしゃれにまで気を使えるようになったか!元気になったんだな~
みずほ
みずほ
古い服は捨てて、新しい服!メイク!身だしなみって大事! 

化粧品と洋服を買いまくりました。

  • 困った結果になる可能性が高い活動に熱中すること(例:制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかげた事業への投資などに専念すること)。

「制御のきかない買いあさり」ですね。

気に入ったアイシャドウは複数色そろえ、カラーマスカラに挑戦し、ネイルで気に入った色は手あたり次第購入。

浪費金額は1万。

洋服はテラコッタ色(当時の流行)を総額2万くらい購入。

大振りのパールアクセサリーも5千円くらい購入。

美容関係の浪費金額は総額3万5千円くらいですね。

金額だけ見たら、使う人は1か月で普通に使う金額だと思います。

ただ、普段の私は1か月に3万5千円使うことはまずあり得ない。

普段の私なら洋服は季節ごとに2~3着買い足す程度ですし、化粧品とアクセサリーは1年に1アイテム買うか買わないかです。

浪費がこの金額に収まったのは、私がプチプラ大好き人間でデパコスに興味がなかった」から、という理由につきます。

~あの時の自分に言いたい~

そんなに化粧品買っても使い切れない。

今も使ってるんだけど。

服とアクセサリーもどこに着ていくのか考えてから買って。

しばらく秋服とアクセサリーには困らない。

軽躁状態は「本来の私」ではない

軽躁状態だったころの私を振り返りましたが、明らかに「本来の私」ではないです。

しかし、私も周りも、5年間軽躁に気付きませんでした。

理由はおそらく、私の軽躁状態の症状が「そこそこ常識的な範囲」に収まっていたからでしょう。

周りの人と(軽躁状態で判断力がなくなった)私はこんな風に考えていました。

  • 婚活→「年頃だし、まぁありだろう」
  • 公認会計士→「学力は高いし、まぁいけるだろう」
  • 本→「もともと本が好きな人だし、まぁ普通だろう」
  • 美容関係→「身なりに気を使うならそんなもんだろう」

しかし、「本来の私」からするとあり得ない。

  • 婚活→「年頃だけど恋愛とか結婚とか興味ない」
  • 公認会計士→「学力高くても体力が追い付かないだろう」
  • 本→「もともと本が好きっていっても買い過ぎ」
  • 美容関係→「身なりに気を使うのはいいけど買い過ぎ」

うつ病なのか双極性障害なのか、見分けることは専門家でも難しいと言われています。

私の軽躁に気付いてくれた今の主治医には、感謝の言葉しかありません。

今回紹介した軽躁エピソードはあくまで「私個人」の例です。

私にとっては軽躁でも、あなたの場合は軽躁ではないかもしれません。

逆に、あなたにとっては軽躁でも、私にとっては軽躁ではない場合もあります。

気になる出来事や行動があったら、絶対に主治医に相談してください。

ABOUT ME
みずほ
京大卒フリーライター。大学在学中、適応障害を患う。病名はうつ病→抑うつ神経症→双極性障害Ⅱ型と変化。今は寛解。公認会計士を目指すも挫折。フリーター→ニート期間を経て、現在はWebライターとして活動中。 お仕事依頼はDMにてお願いします。