こんにちは。みずほ(@freedeikiteku)です。
うつ病になると、テレビが見れなくなりませんか?
私は双極性障害Ⅱ型といって、ハイな状態(躁)とうつ状態を繰り返す病気ですが、うつ状態がひどくなるとテレビがまったく見られなくなりました。
この記事では、
- うつ病の人がテレビを受け付けなくなる理由
- うつ状態でも気分を紛らわせる方法
について解説します。
つらいうつ状態をやり過ごすヒントになれば幸いです。
Contents
なぜうつ状態になるとテレビが見られなくなるのか?
私がうつ状態の時にテレビが見られなくなったのは、次の2つが原因でした。
- 派手な色と効果音にやられる
- 人の不幸、ゴシップ、暗いニュースにエネルギーを吸い取られる
1つずつ解説していきますね。
理由1:派手な色と効果音にやられる
まず、派手な色遣いと効果音にメンタルがやられます。
赤字でバーン!大きな音がドーン!
特に民放に多いですね。視聴率をとるためには仕方のないことなのでしょうが、メンタルやられてるこちらとしては逆効果です。
派手な色や音、演出は、うつ状態で弱っている心では受け止めきれないのです…
理由2:人の不幸、ゴシップ、暗いニュースにエネルギーを吸い取られる
人の不幸、ゴシップ、暗いニュースにエネルギーを吸い取られるのも問題ですね。
幸せなニュースを見るのもつらいですが、暗いニュースを見るのもつらい。
と自分と他人を比べて落ち込むこともあれば、
と自分をなぐさめるネタにしてみたり。
『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』のほっしーさん(@HossyMentalHack )は、次のように書いています。
どこかのだれかが落ちたところで、私たちが上がることはありません。相対的に優位になったように見えるだけで、私たちの人生は何も変わらないのです。
(中略)
みんな、どこかで気づいているんですよね。自分は何も変わっていないという現実を。しかし、その現実に向き合うことが怖くて、やめられないかっぱえびせんのように、だれかの不祥事のニュースを追い求めるのです。
(引用:ほっしー『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』)
ほっしーさんは、テレビを「惰性で見ないこと」を提案しています。
具体的には、好きな番組だけ録画して、それだけ見る。
ネガティブ情報のシャワーを浴びるのを避けられる、いい方法だと思います。
キツいと思ったら、無理してテレビを見なくても大丈夫です。
私がうつ状態のときに気分を紛らわせる方法
ここからは、私がうつ状態の時に気分を紛らわせている方法をご紹介します。
- 自然系のドキュメンタリーを見る
- ラジオを聴く
- ツイキャスに参加する
それぞれ紹介していきます。
対策その1:自然系のドキュメンタリーを見る
気分が落ちた時は派手な色、音を受け付けなくなります。人工的なものもできれば避けたい。
そんな私がよく見ていたのは、自然系のドキュメンタリーです。
Huluという定額見放題の動画サービスに登録して、ブルー・プラネットやプラネット・アースなどの自然系ドキュメンタリーをずーっと流してました。
BBCのドキュメンタリーは上質なものが多いです。
ナレーションも落ち着く声なので、寝落ちするのにも最適でした。
対策その2:ラジオを聴く
よく聞いていたのはNHKのラジオです。
FM放送に比べると地味な内容の番組が多いですが、その地味さが弱った心にはありがたかったです。
映像も無理!という人はラジオを聞いてみてはいかがでしょうか?
NHKのラジオはアプリも出ているので、スマホやタブレットからでも視聴可能です。
対策その3:ツイキャスに参加する
ちょっと回復してきたかな?というときには、ツイキャスに参加しています。
ツイキャスがいいな、と思うのは、双方向のコミュニケーションが取れるから。
テレビやラジオだと一方的になりがちですからね。
ツイキャスだとコメントできるので、配信者さんとのやり取りができる。
落ち着く配信者さんに巡り合えば孤独感が少しましになります。
しかし、動画やラジオとは違って配信者さんは素人。
「この人合わないな…」と思ったら即座に離脱しましょう。変に気を使う必要はありません。
まとめ
- テレビは派手なのでキツいと思ったらすぐ消そう
- 自然系ドキュメンタリーは落ち着く
- ラジオはNHKがおすすめ
- ツイキャスは程よい距離感を保てば孤独感がまぎれる